Mei's Random Note

雑記帳。

「ひとりぼっちの夜」本公演を観劇して

まるさんのお話が好きだから、というきっかけで、12/24日の夜公演を観劇させていただきました。

 

…オタク、行くのめちゃめちゃ緊張してたけど、本当に行ってよかった!!!

 

ミュージカル「ひとりぼっちの夜」公式 (@SandD_hitoyoru) / Twitter

 

とあるきっかけでまるさんを知り、S&Dプロジェクトを知り、ミュージカルサークルS&Dを知り…というきっかけ。

私自身は大学生なんてとうに終えているので、きらきら輝いている学生さんたちが眩しかった。

 

ひとりぼっちの夜は、トライアウト公演以来。

当時の本公演に別用で行けなかったのが、この2年?3年?ずっと心に引っかかっていたので、今度こそはと思いチケットを取りました。

トライアウト公演から人数が増え、新たな登場人物もいるのことで、それが楽しみで。

 

入ってパンフレットをもらって、まずびっくり。

全員の役名と写真が載ってる!!!!!

こういうの大好き。BDと見比べながら見るのが今からとても楽しみですね。

アンサンブル組が後ろで賑やかにしているの本当に大好き。公演中もちょくちょく目が足りなかった。

 

公演終わってまず思ったのが、えっ皆大学生だよね…???と。

演技もそうだし、年が近いはずなのに、役の年齢が演じ分けられてるの本当にすごいなと思って。

タオフーやリィは幼かったし、シルベやビロォド、ステラストラは年上に。そしてルーナはさらにその上に見えたし、逆にバースデーはとてもミステリアスで。

フランツカもヨシュカのお母さんだったし、カミユは年上だけど自由奔放で。

 

カミユとリィの掛け合い大好きなんだよね。息ぴったりで。でもリィが答えようと手を挙げてるのに完全無視して自分で答えるカミユも好き。一緒に手を挙げてリィと顔見合わせてたシルベも好き。シルベ、しっかり者に見えて意外とノリがよい。

それでいうとステラストラとビロォドの掛け合いのシーンかな、後ろでわちゃわちゃしてると思ったら腕相撲始めないで!目が足りないよ!!いつの間にかシルベも参戦してないで!?さかさまの町の住人たち仲良しだな!?!?

 

あとこう、気を抜くとシルベとバースデーの衣装が大好きだった話をしてしまうんですが。

シルベの片マント天才。くるっと回るたびに綺麗になびいてた。パンツも足が長く見えて、マントと相まってとてもとてもかっこよかった。

バースデーさんのミステリアスな感じも本当に大好き。西洋風の登場人物が多い中、ちょっと東洋系というか、いい意味で浮いていて。ヨシュカも言っていたけど、ずっと孤独で、でもそれに自分で気がつけないくらいずっとずっと寂しかったんだろうなぁ…

最後の方では(確か)ビロォドやほかの住人達とも目を合わせてにこやかにされていたから、これからはバースデーもみんなと仲良くしてくれていると嬉しいな。

 

衣装関係でいうと、ビロォド組のカラフルな布たちも大好き。柔らかくて薄くて、きれいな布。

揃って綺麗になびかせていて、あれは相当練習したんだろうなぁ…すごいなぁ…

 

ちょっと本当にまとまらなくて、そろそろ寝ないといけないので強引にまとめるけれども。

 

今回の主人公はヨシュカだったけれど、ヨシュカだけじゃなく誰しもをさかさまの町の住人たちが見守ってくれていて。

夜空を見上げればルーナと、ステラストラの灯した星々が見守ってくれている。

人々の気持ちに寄り添ってビロォドが空の色を織る。

どんな生き物もカミユとリィの自信作だから、誰だって自信をもっていい。

空の雲はタオフーの心。晴れやかな時もあれば曇るときもあるけれど、タオフーだけじゃなく私だって、皆だってそう。それでいいんだ。

命の灯が消えるときは、バースデーが迎えに来てくれる。寂しくないように、とっておきのお話を添えて。

 

そんな素敵なお話が、すっと心に響いてくる。

大好きです、BD予約しました。

問答無用で、よかった!!!!!!と思えたし、これからもきっと私の心の支えになってくれる。

勇気出して行ってよかった。

 

素晴らしい舞台を作り上げてくれてありがとう、お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

ちょっとだけおまけ。

 

学生の頃に演劇やれてればな、と思うことがあって。

 

社会人になってから、演劇経験者の友人が誘ってくれて、少し真似事をしていた時期はあるのだけども。コロナ禍もあって、自然消滅してしまって。

学生の頃に出会っていれば、舞台の上に上がることがあったならば、私の人生少し変わっていたのかな、なんて。

そんな風に思うことがあって、それに加えて私は大学時代、サークルに何も入っていなくて。

だから、S&Dで頑張っていて、キラキラしている学生さんたちが本当に眩しいし、部外者ながら応援したくなる。

あとは、自分の後悔を晴らしたいという、私のエゴもあるけれど。

「学生の頃に出会っていれば」と思っても、今から過去には戻れないから。だから、いま演劇に出会えている子たちを応援したくなるのよね。何様だという話ではあるけれど。

 

だから、これからも時間と予定が許す限り、ひっそりと本公演にお邪魔させていただきたいなぁと思っています。

今回の公演のBDもだけど、「ひみつの箱には、」の本公演のものもあったのでそちらも買わせていただいた。これもトライアウト公演しか観ていなかったのでね。

次の作品もとても好きそうな予感しかしないので、楽しみにしています。

 

頑張った皆に、素敵なことがたくさんありますように。